せんだい雑記

楽天イーグルスのこと、あと日記も...

役者が違う

4月17日(日曜日)
  • H9−7E

イーグルスが荒れている。

暴れている、なら結果もついてくるところだが、プレーは雑だし、淡白になっている印象だ。負けが続くと選手の気持ちも荒(すさ)んでくる。やることなすこと上手く行っていたシーズン序盤の好調さが嘘のようだ。怪我人が続出し、主力が欠けたことが大きく影響している。

こういうときの軌道修正をするのがエースであり、4番なのだが、イーグルスにはそこまでの役者がまだ存在しない。則本は最悪の点の取られ方で、エラーの味方野手を悪者にしてしまうし、ウィーラーはまだマシとして、期待の外国人助っ人ジョニーが大ブレーキと来ている。主力の抜けた穴をふさぐどころか、さらに大きくしてしまう助っ人外国人という構造では勝てるはずもない。加えて、残った主力がいまいちパッとしない。例えば、銀次などは影がどんどん薄くなるようで見ていて痛すぎる。

則本と並んでイーグルスの投手陣を牽引している釜田が先発した今日のゲーム。初回に先制して快調に滑りだす展開だったが、選手層の厚いホークスが下位打線から得点を重ね逆転する。やっぱり地力差は否めないなあという展開。

で、このままずるずる行かなったのが今日のゲームのミソだ。野球の女神はイーグルスに二度チャンスをくれた。何のために?...。今思えば、あのまま負けゲームになっていた方がショックはまだ小さかった。

6回表に一挙5得点をあげて逆転してみせたが、そのきっかけになったのが、嶋の1塁へのヘッドスライディングであり、ヒジリのしぶといヒット、松井稼、後藤のタイムリー2ベースだった。ベテランの諦めない姿勢が新しい得点パターンを示してくれたと活気づいた。イーグルスに与えられた1度めのチャンス、しっかりモノにした。

しかも、釜田のあとをリリーフした金刃が好投し、問題の7回のマウンドも劇場男の青山が珍しくしっかりまとめる。負の連鎖が切れた瞬間、―とだれもが思ったはず。

ところがドラマはここで終わらない。負の連鎖は奥深く蝕んでいたようだ。盤石のはずだった最後の砦にもヒビが入っていた。守護神・松井裕が9回裏の2アウトからまさかの同点3ランを打たれてゲームは振り出しに。

12回、野球の女神は両チームにチャンスを与えた。イーグルスにとって2度めのチャンス。しかし、イーグルスにはこれをモノにできる役者が残っていなかった。

一方のホークスは9回裏の立役者・吉村が12回裏にもサヨナラ2ランを放ち勝負を決めた。これが両チームの今の差である。最悪の幕切れ...。

シーズン序盤に単独首位という夢を見させてもらったツケが早くも回ってきたか。対戦が2巡めになる最初のカード。初戦にエース則本が浴びた3ラン、第2戦が中止になって、第3戦で守護神・松井裕が浴びた同点3ラン。2枚看板が立て続けに被弾、勝てそうなゲームがひっくり返るという悲惨なシナリオが待っていた。

九州の震災の中での対戦カード。銀次が「今度はこっちが恩返しする番」、みたいなコメントを出していたが、情けないゲームで勝ち星をくれてやることと恩返しは違うぞ、と言ってやりたい気分。

12回表の攻撃、満塁のチャンスでの嶋や福田の打席は、明らかに押出し狙いの「待ち」の姿勢が見えていた。結果、2者連続三振。緊迫した場面だと皆が(自分たちと同じように)自滅すると思ったとしたら大間違いだ。この差がイーグルスとホークスの差だと知れ。単独首位のあとは単独最下位へまっしぐらか。大きなツケを払うことになりそうだ。

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