せんだい雑記

楽天イーグルス、食べ歩き、日記

ボールの差ではなく、ピッチングの差

イーグルスの勝率は田中のあとのゲームでガクンと落ちる。当たり前である。前にも書いたとおり対戦投手のレベルが違うのだから。大袈裟に例えるならば、高校生投手と対戦したチームが翌日には中学生投手を相手にするようなものだ。いやいや、これはいくらなんでも辛島に失礼か。
しかし、総合力からすれば、それくらいの差はありそうだ。総合力というのは、その投手が投げたときのチームの得点力や守備力を含めた力のことである。田中が投げると味方打線はよく点数を取る。監督が「田中のときは(そんなに)必要ないのに」と冗談を飛ばすくらいに点数が入る。田中が投げるとファインプレーも目立つ。他の投手のときはファインプレーよりもつまらないミスが目立つのに。
攻撃陣に火をつけ、守備にリズムを与える、これも投手の実力のうちだ。星野監督が一昨日のゲームで「(田中は)味方が点数をとるまで我慢してくれる。」みたいなコメントを出していたが、この信頼感は選手の間にも当然あるだろうし、大きいポイントである。少なくとも味方が得点したすぐあとに崩れるような不安は皆無である。
それから田中には「1点とれば(リードすれば)勝てる」という信頼もある。「もっと点数を入れておかないといつ逆転されるか分からない...」みたいなリードしてからの逆プレッシャーがないから追加点も生まれやすい。修正力に長けた田中は追加失点の不安が少ないから、多少のビハインドであれば逆転できる雰囲気(モチベーション)もなくならない。これが田中のときの攻撃の流れを良くしている理由だろう。
だとすれば、やはり田中と他の投手との力の差は、投げるボールの差だけではないということだ。それはつまり、ピッチングという総合力の差ということである。