せんだい雑記

楽天イーグルス、食べ歩き、日記

東京オリンピック誘致

雨が降りそうな曇り空だ。それでも以前のような蒸し暑さはなく、窓を開けると涼しい風が通りぬけ心地よい。朝から東京オリンピック誘致の話題で持ちきりである。明日には開催地が決定するということらしいが、当初、かなり有利と言われていた東京は、原発の汚染水問題の不透明さが致命傷となりマドリードにかなり追い上げられている状況のようである。報道のトーンもかなり東京不利を印象付けているように感じた。
たしかに、福島の原発問題を他所の国の出来事でもあるかのように東京オリンピック誘致に躍起になっている都知事の様子には以前から少なからず違和感があった。それが今回、外国メディアの記者からの質問に「東京は福島から離れているから安全」という東京側の説明ぶりに、これまでの違和感は嫌悪感に変わった。東京側の説明に深い意味はなかったと思いたいが、配慮に欠けた説明であったのは明らかだ。「東京がよければいいのか」、「原発の電気はもともと東京で使われていただろう。」、多くの福島県民が感じた思いはそのまま被災地の多くの人間が感じたに違いないない。
東京オリンピック被災地の人を勇気づけたい、そんなアピールもあったかと思う。しかし、「本当のところはそんなもんかい」とがっかりした人は多かったのではないか。
実際のところは別にして、せめて「日本は全力で原発問題に取り組んでいる。必ずやオリンピック開催年までには解決されているはずである。」くらいの説明はできなかったか。外国の記者の方たちには「その保証がどこにある。」という不信感は残ったかもしれないが、離れているから大丈夫コメントにしても不信感を払拭できていないのだから同じだ。東京誘致は残念な結果に終わりそうな気がしてきた。