せんだい雑記

楽天イーグルス・日記・備忘録

素直に感謝

朝のうち曇り空、8時をちょっと過ぎたころから雨になる。
午前中、石巻へ行く用事があって、震災後、初めて石巻の街の中を車で走った。三陸道を降りて、しばらくは普通の街並みが続いた。街行く市民の人達も普段どおりに見えた。部活帰りの学生たちだろうか、テニスラケットが入ったと思われるヨネックスのケースを肩にかけたジャージ姿の女の子らの集団を見かけたときには不思議にホッとした。港町石巻も3.11震災の被害は甚大だったはずだが、2ヶ月という時間の経過を感じていた。
ところが、帰りに商店街を通るとあちこちに震災の爪跡を認めた。破損したシャッターの降りたお店が続く商店街、もしかしたら震災前からシャッターは降りていたのかもしれないが、グニャリとつぶれたシャッターは明らかに震災によるものであり、リアルで痛々しい。住宅兼用のお店の前には海水に浸かったであろう畳が積み上げられていたり、浸水を防ぐために積み上げられた土嚢がそのままだったり。石ノ森章太郎記念館へ続く交差点の信号機は消えたままだった。兵庫県警と書かれた雨合羽を着た警察官が交通整理をしていた。その先へ行くと自衛官がやはり数人で雨の中を交通整理しているのだった。湾沿いのエリアには倒壊した家屋や損壊した自動車なども点在した。さすがに瓦礫などは撤去されたようで地面は整然としていたが、傾いた家屋や鉄骨だけが残った建物を見て、映画などで見た空襲あとの街並みを連想したのだった。僕は車の中にいつもデジカメを置いてあるのだが、とても撮影する気にはなれなかった。雨の中で働く他県の警察官や自衛官の人達の姿を見たからだと思う。野次馬根性はシュンとしぼんでしまった。交通整理をする人達の前を車で通るときに会釈をせずにいられなかった。素直に感謝の気持ちでいっぱいだった。
今日のイーグルス。小山を先発させたベンチのセンスを疑った。ベンチは(小山が)古巣の中日相手に男の意地というのを見せるとでも思ったのだろうか。そんなキャラクターの投手だったら、ずっと以前に大成している。ずっと以前に抑えのエースを担っている。小山はそういうタイプの投手、つまり星野監督や佐藤監督のような気持ちの強い投手ではないのである。そこらへんの投手心理が何故に理解できない。ベンチの「嫌な予感」に対する鈍感さや投手心理に対する鈍感さには呆れてしまった。逆にいえば、そういうことが当たり前にできた(できない選手の心理がわからない)2人だからこそ、現役時代に活躍できたともいえるのかもしれない。