せんだい雑記

楽天イーグルスのこと、あと日記も...

3度目の正直は2度とあってほしくない

「2度あることは3度ある」と「3度目の正直」と、同じ3度でもその意味合いはかなり違う。今日のイーグルスが1点リードで迎えた9回の表に送り込んだ抑えの投手はサンチェスだった。ジャイアンツ戦で2度続けてリリーフを失敗していた投手である。イーグルスは「3度目の正直」というので送り出したのだろうが、結果は「2度あることは3度ある」であった。前回のブログにも書いたが「嫌な予感」というのがあって、これは人間の不思議な能力のようで案外当たるのである。ベンチの監督、コーチはこの能力が衰えてきたのだろうか。だとしたら星野イーグルスは危機である。
「お前らは2流、3流の選手、そんな選手が一流選手と同じようにやって勝てるわけがない。2流には2流の闘い方があるんだ」とは元イーグルス監督の野村さん。自分は2流、長嶋茂雄さんや王貞治さんは1流なんだ、というのが念頭にあっての叱咤激励だった。あの場面で野村さんだったらきっと(サンチェスは)使わなかっただろう、そう思って観ていた。
サンチェスのリリーフ失敗は、9割方手中にしていた塩見の2勝目を消してしまった。試合後の星野監督のコメントは、塩見の内容について次のようにコメントしていた。
記者:今日の塩見投手の印象を教えてください。
星野:良かったけど、最後のフォアボール、フォアボールで降板したところは、まだ課題だね。完封ペースだったんだけどな。0(ゼロ)でいってたから8回まで行かせたし、あそこを乗り越えれば9回までいってたと思う。ピッチングそのものは、初回以外は良かった。

2勝目をつけてやれなかったことについては一言も触れられていない。そればかりか、完投できたのに勿体無かったというニュアンスである。チームとしての作戦の結果である。これが野球である、…ということなのかもしれない。塩見に対する期待の大きさだとも言える。たしかに星野監督が塩見に求めている完成度は相当高いところにある。ただ、僕は単純に「塩見に悪いことをした。」の一言が聞きたかった。そう、単純かつ感情的に。