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せんだい雑記

日記・備忘録・犬鷲

1ヶ月たちました(震災31日め)

3.11震災



(4月10日)

3.11大震災から早1ヶ月である。あっという間だったなあ。と感じる僕は、きっと幸せもんなんだろう。避難所で生活する人たち、家族に行方不明者のいる人たち、家族を震災で亡くした人たちにとって、この1ヶ月は長かったろうか、短かったろうか、僕なんかにわかるはずがない。応援したい気持ち、申し訳なく思う気持、そして自分の運の良さに感謝する気持ち、いろいろ入り乱れている。

1ヶ月が経ってみると、確かにいろいろな面に復旧が見られる。今月7日の大余震が多少水を差した面はあるが、物資の入手が通常に戻ったことで震災前の生活にかなり戻ってきたと感じる。個人的にはガスさえ復旧すれば、ほとんど震災前の状態である。

3.11大震災は、津波原発による災害だ。津波さえなかったら、原発さえ正常であったなら、被害の規模は今よりだいぶ小さかったはずだ。しかも、原発の被害は今まさに進行中である。3.11大震災からは1ヶ月が経過したけれど、そのあとの原発事故は始まったばかりだ。頻発する余震もそうだ。3.11の大地震は、まるでそれらの起爆装置だったかのようだ。復旧しては震災、復旧しては震災、復旧と新たな震災が同時進行中なのだ。もう勘弁してほしいのだ。ようやく1ヶ月が過ぎた、まだ1ヶ月しか経っていない、どちらの言い方がしっくりくるかは、感じる人の置かれた位置で微妙に違っている。

今回の震災で思ったこと(後悔したこと)。ライフラインの中でガスの復旧が一番遅いということがわかった。電気の復旧が比較的早い。なので、電気で一通りのことができるようにしておくのが安心かも。電池は用意しておいた方が良い。携帯ラジオ用、電気剃刀用、携帯充電器用などなど。ガソリンは、絶えず半分以上入っている状態にしておくことが大事だ。いざというときに車が使えないのは辛い。

天気は快晴。震災後、初めて妻の実家を訪れた。福島にある妻の実家も3.11の震災でしばらく不自由な生活をしていたようだ。いわば、震災見舞いである。今はだいぶ落ち着いたようだったが、すっかり消えていたブロック塀や部屋の壁に入ったひび割れが、地震の大きさをうかがわせた。それに近所の建物のいくつかに貼られた「危険」の貼紙も痛々しかった。ま、こちらも家族全員が無事だったのが何より。ただ、福島原発の不安は僕らの比ではない。