せんだい雑記

楽天イーグルス、食べ歩き、日記

被災地に訪れる野次馬?(震災29日め)

(4月8日)

朝6時起床。昨夜の大余震で、やや寝不足気味。電気は昨夜から停まったままだ。それでも、気温が暖かいのは救い。エアコンと電気ストーブが我が家の暖房器具だが、今朝は、それらがなくてもなんとかなりそうだ。カーテンを開ければ、朝の日光で「明るさ」だけならまったく停電を感じないですむ。問題は水道なんだが、お風呂には貯めておいた水がまだ残っていた。ガスが復旧していないので、お風呂の水はまだ沸かしていない新品、きれいな状態なのである。充電しておいた電気剃刀で髭をそり、お風呂の水を使って顔を洗う。

一通りの朝の身支度などを終え、そろそろ出勤しようかと思っていたそのときである。水槽のポンプからボコボコと水の出る音。テレビのスイッチを入れたら、画面いっぱいにニュース映像が広がった。7時40分頃、電気は復旧し、それに伴い水道も電話も復旧した。思ったより早かった。これで一安心。晴れやかな気分で家を出た。

夕方、帰宅してから、昨夜は気づかなかったが、部屋に小さな亀裂のようなものをいくつか発見。今回の大余震は、大きな津波こそ起きなかったが、建物に対するダメージという点では、3.11よりも大きかったようだ。会社での情報交換によると、自宅の被害状況が3.11のときよりも酷かったという人が意外と多かった。ガスの復旧に悪い影響が出そうなのも心配だ。一度復旧したエリアの中には、再びガスを止められたところもある。

今回の大余震で、気になることがもう一つ。それは、この余震が発生が想定されていた宮城県沖地震かどうかということだ。でも、専門家は決まったように、関連性を否定するのだ。http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110409_32.htm安心させておいて、また大地震という事態を心配しているかのようだ。発生確率を何パーセントと出しているのだから、今回の地震(余震)で(想定していた宮城県沖地震が)発生しない確率は何パーセントみたいな情報が出せないものだろうか。そんな確率を示したところで、所詮自己満足に過ぎないと言われればそれまでだが。いずれにしても、まだ覚悟だけはしておいた方が良さそうだ。

津波災害の現場は、それを見物しようという人らで混雑しているという話を聞いた。路駐が目立ち、ガレキ撤去作業の障害にもなっているらしい。もちろん、行方不明者の捜索を目的としている人も混じってはいるのだろう、でも、単なる見物、いわゆる野次馬もかなりの数いて、写真を撮っている光景が目に付くというのだ。正直に言うと、僕も近々、生で災害現場を見てみたいと思っていたクチである。宮城県人として東日本大震災を経験したことも何かの縁、被害現場を見ておくことがその時代に生きた人間の務めである、みたいなもっともらしい理屈(言い訳)を頭に浮かべていた。これと似たような趣旨で被災地の写真を掲げるブログをいくつか見かけた。でも、なんのことはない、単なる野次馬根性だと言われれば、それを否定するほどの信念など何もないのだ、少なくとも僕の場合は。