せんだい雑記

楽天イーグルスのこと、あと日記も...

食料・物資調達(震災6日め)

(3月16日)

朝のうち晴れ、その後雪。先日、NHK前のだんご屋さんで買ったおふかしを温めなおして朝食。もち米なので、いくぶん腹持ちが良い。会社は休暇をいただき、今日は、妻と二人で駅前の朝市へ食料調達に出かけた(今はそれが最優先の仕事である)。背には息子から借りた大きめのリュック、自転車も息子のを借りた。妻は大きなカゴのついたママチャリ、ママチャリのカゴと荷台がこんなときは実に便利だ。

朝市に着いたのは9時頃だったが、すでに大晦日の買出しを思わせる賑わいぶりだ。買い物客の波は流れずに、列を作って伸びていくという状態。長蛇の列がどこのお店の列なのかまったくわからない、切れ目無く伸びる行列は、ある意味不気味だ。行列の隙間から店頭に並ぶ商品を確認、目星をつけたら最後尾を確認し列に並ぶ。ここに並んでいる人たちは比較的被害の小さかった人たちだろう。自分たちの食料、物資は自分たちで調達しなければならない、と思っている人たち。気持ちもまだそれほど荒んではいない。列も整然としているし、割り込みを注意される人もほとんど見かけない。少しほっとする。

野菜が思ったよりスムーズに買えた。キャベツ、なす、しいたけ、たまねぎ、にんじん、きゅうり、えのき…と。肉屋さんに並んでいる人の列が一番長かった。早朝から何時間も待っていた人たちらしい。店頭の肉の量と並んでいる人の数を見比べて、とても買えそうになかったので諦めた。

買った野菜はリュックに入れて背負い、自転車を押しながら一番町のアーケード街を通って帰る。地震後、初めてアーケード街を訪れたが、想像していたよりも整然としている感じに見えた。商店街の人たちによる復旧作業の後だったということだろう。ほとんどのお店がシャッターを下ろしていたのはやはり悲しかった。シャッターの下りたお店のいくつかに行列が出来ていた。10時か11時の開店を待つ人たちである。ネットや新聞で広告していたお店だろうか。ときどき同僚から開いているお店の情報がメールで入る。同じように情報交換をしている人たちだろうか、携帯を片手に話している人の姿がやたら目に付いた。「白松がモナカ」さんが営業していた。モナカは普段あまり食べないが、甘いものが食べたくなってミニモナカ20個入りを2箱購入した。仙台三越前のツルハの列が比較的短かったので、並んでみる。30分ほどで店内に入れたのはかなりラッキーだった。一人10分、10点までという制限つき。トイレットペーパー、乾電池などの商品は品切れだったが、スナック菓子、愛犬のトイレシート、ホットケーキの素、風邪薬、マスクなどを買った。

昼は買い置きしていた「稲庭うどん」の切れ端部分(正式名称は不明だが、うどんの短いものだけを袋づめしたもの)をゆでて食べる。短すぎて箸ではつかめないからレンゲですくいながら食べた。買ってきた野菜も入れてまずまずおいしかった。

夕方になり雪が本降りになる。うっすらと積雪。傷口に塩をすりつけるような天候、自然現象だから不満のぶつける先がない。早く暖かくなってほしいと願うだけ。

楽天が本拠地を一時的に神戸に移すというニュース。やっぱり淋しい、でもしょうがない?、複雑。

BS放送では、普通にドラマや時代劇も放映されているが、観ていても落ち着かない。自然と災害報道にチャンネルを合わせてしまう。福島原発事故の行方は心配だ。