せんだい雑記

楽天イーグルス、日記、備忘録

石井vs吉田

年末に録画していた格闘技・ダイナマイトの石井vs吉田を観る。石井は柔道の金メダリスト。まだ23歳のまさに選手生命はこれからという時期に総合格闘技へ転向したわけだが、今後の挌闘家としての可能性を占う意味でも非常に興味のあった試合である。5時間近い録画の中の他の試合にはまったく興味が無かった。石井vs吉田戦へ早送りした。

試合後の感想。正直、がっかり。もう少し、別の展開を期待していた。石井の判定負けという結果もそうだが、もっと圧倒的な何か(たぶん、強さのようなもの)が見れるだろうとどこかで期待していたのだ。ところが、ごくごく常識的な試合展開。「もっと経験を積めば強くなれる、今後が楽しみ」といった感じで、期待の新人であれば、常識的に出てくる感想が似合う闘いぶりだった。非凡なスタミナと強い闘争本能といった解説者のコメントは、あの若さで金メダリストの挌闘家であれば、当然といえば当然のこと。石井には、そんなありふれた感想ではなく、想像を絶するような、そう、箱根駅伝の5区を走った東洋大の柏原のような「異次元の強さ」みたいな感想を吐かせてほしかった。もっと豪快に、そして、もっと強気に自分の挌闘家としての可能性を試して欲しかった。たしかに、最初の試合だからいろいろな恐怖があったのは当然だ。ましてや、金メダリストという金看板を背負ってのデビュー戦、無様な負け方はできないというのもわかる。ただ、どうしようもなく無難な試合だった。少なくとも、熱烈な石井ファンが出てくるといった試合内容ではなかったような気がする。和製ヒョードル、僕は石井に対してどこかでそんな期待をしている。