せんだい雑記

楽天イーグルス、食べ歩き、日記

『遥かなる山の呼び声』



『遥かなる山の呼び声』をレンタルで。

この頃の健さんが好きである(この作品も2回以上観ていると思う)。



ほんとうは「幸福の黄色いハンカチ」を借りたかったが、あいにく置いてなくて。その代わりといってはなんだが、「幸福の黄色…」から3年後に同じ監督、同じ高倉・倍賞コンビで作られたこの作品にしてみたわけだ。しかし、やっぱりいいよ、これも。大当たり。



高倉健倍賞千恵子のコンビにハズレはないのだなぁ。



二人の間には実に自然でいい空気が流れる。この作品ではさらに子役の吉岡くんが二人の間に入るのだが、彼がこの二人の空気をまったく邪魔せずに、逆にパワーアップしているんだよねぇ。



この作品には日常のいろいろな物語が盛り込まれているのだが、それらを脇を固める名優がさりげなく、そしていい感じに見せてくれる。中でもハナ肇の演技は素晴らしい。最高だったのは列車の中でのクライマックスシーンだが、これは何度見てもいい、展開が分かっていても泣けてしまう。今回などそのシーンを想像してしばらく前からヒクヒク状態であった(笑)。異常に感激すると実際 ヒクヒクと声が詰まってしまうんだよね。これほんと。



この作品でぼくが好きなのは、健さん演じるオジサンと吉岡くん演じるタケシの男と男の子(父と息子)の関係を描いたシーンの数々である。実に大らかに、あたたかく、そして熱く描かれているのだ。もちろん、健さんと吉岡くんがいい感じなのであるが。観ていると父(男)たるもの、こうありたいと思わずにはいられない。男(健さん)が喧嘩で勝った夜に男の子(吉岡くん)が彼のところへ食事を運んでくるシーンがある。ぼくはこのときのやりとりが一番気に入っている。



男と女の物語としては、やはり最後の列車でのシーンが秀逸。ハナ肇もいいが倍賞と健さんもいい。その次は倍賞が健さんに心を開くシーン。「もう 他人と思っていないから。」と倍賞が何気なく云うセリフはとても感動的だ。





[遥かなる山の呼び声]

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD19080/

[幸福の黄色いハンカチ]

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD18741/index.html